2007年8月26日日曜日

札幌市議の費用弁償 「3870万円返還を」 札幌の女性、地裁に提訴

 札幌市議会の本会議などに出席した議員に一日一万円を支給する「費用弁償」は報酬の二重払いで違法だとして、札幌市の女性が二十四日、予算執行者の上田文雄市長を相手取り、二○○六年度以降の費用弁償計三千八百七十万円を、市議六十八人全員に返還させるよう求める住民訴訟を札幌地裁に起こした。
 訴えたのは札幌市南区の大坪富美子さん(63)。返還を求めているのは○六年四月から今年五月までに支給された費用弁償。
 費用弁償は札幌市条例で「会議出席時に支給する」と定めているが、交通費や日当など何の経費に該当するかの記述はなく、訴えの中で大坪さんは「条例の不備を改めることなく支給し続けており違法」と主張している。
 大坪さんは費用弁償の返還を求める住民監査請求も行ったが、札幌市監査委員は今年七月、請求を棄却していた。

(北海道新聞より引用)

2007年8月16日木曜日

土産の“横綱”消えた 「白い恋人」期限改ざん 帰省客「好きなのに」

 菓子製造販売道内大手の石屋製菓(札幌市西区宮の沢、石水勲社長)が、人気菓子「白い恋人」の賞味期限を改ざんして販売した問題で、道内の土産物店や百貨店では十五日朝までに、同社製品を撤去する動きが目立った。長年、北海道土産の“横綱格”として君臨してきた「白い恋人」。製品撤去が帰省客のUターンラッシュのピークとも重なり、土産物を買い求める人から戸惑いや落胆の声が多く聞かれた。  北海道キヨスク(札幌)も石屋製菓の全商品の販売自粛を決定。JR札幌駅のスーベニアキヨスク札幌西店は「当分の間、販売を自粛する」とのお知らせを掲示した。札幌駅では北海道どさんこプラザ札幌店も白い恋人の棚を撤去し、代わりに夕張メロンのゼリーを並べた。

(北海道新聞より引用)

2007年8月2日木曜日

北電の顧客情報 ウィニーで流出

 送・変電設備工事の北海電気工事(札幌、瀬山幸二社長)は三十一日、函館市などで行った電線の引き込み線工事に関する北電の顧客情報三千三百七十一件が、取引先業者の社員のパソコンから、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上に流出していたと発表した。
 流出したのは、同社が北電から請け負い、函館市内の電気工事会社に発注した工事の作業日報ファイルで、二○○三年二月から今年五月までの間、函館市と北斗市、渡島管内七飯町で行われた工事に関する顧客の氏名と住所が記録されていた。
 北海電気工事は、流出した個人情報の不正使用などは確認していないとしている。

(北海道新聞より引用)