2008年2月29日金曜日

フットサル選手権U-14 DOHTOユース 初の全道制覇 北広島

中学生サッカーのクラブチーム「DOHTOジュニアユース」が二月九、十の両日、札幌で開かれた「全道フットサル選手権2008」のU-14(十四歳以下)の部で初優勝した。チームは今春開幕する中学世代の道内一を決める第二回カブスリーグU-15への参戦を決めており、「上位進出への弾みになる」と喜んでいる。
 「DOHTOジュニアユース」は二○○四年に発足。北広島や千歳などの中学一年生から三年生まで約八十人が所属し、道都大サッカー部コーチの小助川真木(まさき)さん(31)が監督を務め、学生らとともに指導に当たっている。
 同大会は道サッカー協会などが主催し、全道から予選を勝ち抜いた二十チームが出場。四チームで予選リーグを行い、上位八チームが決勝トーナメントに進んだ。初出場の「DOHTOジュニアユース」は決勝トーナメント初戦で、十勝管内清水町の清水中と御影中の合同チームと対戦。後半残り一分まで3点差で負けていたが、PK戦に持ち込み劇的な逆転勝利を収め、そのまま一気に頂点に駆け上がった。
 小助川監督は「最初は押されていたが、選手層が厚いのでスタミナ面で上回ることができた。なによりも子どもたちが最後まであきらめなかった」と健闘をたたえる。
 キャプテンの種元啓介君(14)=千歳・北斗中=は「決勝トーナメント初戦でチームがまとまった。全道制覇は初めてなのでうれしかった」と語る。カブスリーグについては「強いチームもたくさん出るので、頑張って良い思い出をつくりたい」と意気込んでいる。

(北海道新聞より引用)

2008年2月22日金曜日

ノナト真価見せるか 練習試合6戦 新2トップまだ不発

練習試合6試合で3分け3敗と、まだ勝ち星がない札幌。原因の一つは、今季のレギュラーと目されるダビとノナトの2トップにゴールがないことが挙げられる。  6試合で札幌の総得点は5、総失点は11。得点の内訳はMF岡本が2点、DFの池内とFW控え組の中山、石井がそれぞれ1点ずつ決めている。  体が絞れておらず、調整不足が懸念されているノナト。「焦ってはいない。体重もベストの83キロ。(練習試合)3試合目から、だいぶ動けている」という。しかし、ダビに比べると仕上がりは見劣りし、ダビの動きについていくことができていないのが現状だ。  三浦監督は「ある程度慣れるまでノナトを使う」と話すが、このまま無得点が続くようだと、今は控え組に甘んじている中山、石井を主力組で起用することも十分考えられる。  J1では守勢に回る時間が多くなることが予想されるため、昨年以上にFWの得点力、決定力が求められる今年の札幌。20日の練習試合ではブラジル人2トップの、とりわけノナトのゴールが期待される。

(北海道新聞より引用)

2008年2月16日土曜日

札幌の学校給食 新年度の値上げ必至 市運営委が初会合で審議

校長や保護者らでつくる「札幌市学校給食運営委員会」(委員長・小川原訓(さとし)美しが丘小校長)は十三日、市内で本年度の初会合を開き、市立小、中学校の両校長会から諮問を受けた二○○八年度の学校給食費について審議に入った。牛乳が四月から値上げされるほか、主食、副食の食材も高値で推移する見通しで、四年連続据え置いてきた給食費は値上げの可能性が濃厚となっている。
 札幌市の給食費(月額)は小学校が三千三百五十円(三月は学年によって異なる)、中学校が三千九百五十円(同)。同運営委員会が毎年度、米飯、パンなどの主食、副食(おかず)、牛乳価格(保護者負担額)の一食当たりの平均的な単価を積算し、現行の給食費と比べ、改定の可否を判断している。
 初会合はこのうち、牛乳価格について検討した。事務局の市教委が、道農政部が決めた○八年度の価格(二百ミリリットル)が三十六円二十七銭と、○七年度に比べ一円十二銭上がると報告。○八年度には、牛乳だけで一食単価の年間合計(小学校中学年で百九十六回分)が二百十九円五十二銭アップすることが分かった。
 主食、副食を含めた一食単価の年間合計は○七年度段階で、現行の給食費の算定基準となった○三年度より五百二十九円二十銭も上回っており、今回の牛乳の値上げを加えると超過は七百四十円を突破。給食費を五十円値上げした○三年度の七百八十円の水準に迫る。
 ○三年度からの単価上昇分は「高価なイチゴやメロンを減らし、同じ栄養量で比較的安いリンゴやかんきつ類を増やす」(長島裕子・富丘小栄養教諭)ことなどで吸収してきたが、節約は限界に来ているという。
 さらに主食と副食の一食単価も小麦粉や乳製品などが値上がりしており、上昇は確実。市教委は今後、双方の単価を算定するが、市の単価は現状でも十七政令市で四番目に安く、市教委は「安い中国産食材への不信感も強く、これ以上割安の食材に走っては安全性への信頼を失いかねない」(総務部)と説明。給食費値上げは避けられない状況だ。
 運営委員会は三月六日の次回会合で、主食の一食単価などを審議。三月末までに値上げの可否を校長会に答申する。

(北海道新聞より引用)

2008年2月10日日曜日

レラ75-78アイシン(9日) また逆転負け

バスケット男子日本リ-グは9日、 4試合を行い、最下位のレラカムイ北海道は札幌月寒アルファコートドームで首位アイシンと対戦し、75-78で競り負けた。レラカムイは3連敗で7勝21敗。プレーオフ進出を決めているアイシンは22勝6敗。トヨタ自動車は三菱電機を83-70、パナソニックはオーエスジーを105-94、日立は東芝を88-67でそれぞれ下した。10日は3試合を行い、レラカムイは午後2時から同ドームでアイシンと対戦する。  レラカムイは第4ピリオドにミスを重ねてリズムを崩し、逆転負けした。  5点リードで迎えた第4ピリオド、アイシンの厳しい防御を攻めあぐねてパスミスなどターンオーバーを連発し、勝負どころのシュートの精度も欠いた。3分すぎに69-69の同点に追いつかれた後は一進一退の攻防が続いたが、残り1分44秒にアイシンの柏木の速攻で75-73と勝ち越しを許すと、その後は1度も追いつくことなく逃げ切られた。

(北海道新聞より引用)

2008年2月5日火曜日

“北広島の力作”見に行こう 札幌時計台ギャラリーに旧黒岩家住宅1/10模型

市内の道都大美術学部建築学科の三年生十二人が、札幌市南区にある同市の有形文化財「旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)」の模型を作った。授業の一環で、大きさは実物の十分の一。四日に札幌時計台ギャラリー(中央区北一西三)で始まった「道都大学 学生作品展2008」で展示されている。
 「旧黒岩家住宅」は一八七二年(明治五年)、旅行者や開拓者が宿泊、休憩する「通行屋」として開拓使が建てた。札幌に残る唯一の通行屋で、現在は郷土資料館として一般に公開されている。
 模型は幅約二・四メートル、奥行き約九十センチ、高さ約六十センチ。再現は外観だけだが、障子の格子まで細かく作られている。同学科は昨年、旧島松駅逓所の二十分の一の模型を作ったが、今年は同じ交通施設ということで「旧黒岩家住宅」を選んだ。
 指導に当たった石川清英講師は「昨年よりもスケール感がある作品になって満足しています。総合学習などで活用してもらいたい」と話している。
 このほか、学生作品展では一-三年生約六十人による油彩や水彩画、染色、陶芸など約百点を展示している。九日までの午前十時-午後六時(最終日は午後四時)。入場無料。

(北海道新聞より引用)